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ザ・菊之丞

ザ・菊之丞
ムーブ町屋
2011年9月18日(日) 19:00開演

春風亭ぽっぽ『狸札』
古今亭菊六『短命』
古今亭菊之丞『三味線栗毛』
仲入り
古今亭菊之丞『愛宕山』

19時開演ということは21時終わり…ということは途中で腹減るよねという算段で途中居酒屋に寄って腹ごしらえ。生中1杯半に軽くツマミを腹に仕込んでいざ会場入り。

11月から二ツ目昇進のぽっぽさんから。
こういう可愛らしい話がしっくりくるのは女性ならではだろうかね。
古金亭で見た寿限無はひどかったけど、今日の『狸札』は笑えた。

続いて菊六さんの『短命』。
いやぁ~~~~、何度聞いてもエロい話だねぇ、これ。
もう、間のとり方というかなんというか最高だと思った。
所作も丁寧で見ていて気持ちいいし、菊六さんはほんと素敵な噺家さんだなぁ。
二席終わった時点でもう笑いすぎて腹痛い。

つづけて仲入りはさんでの菊之丞師匠二席。
最初の高座では兄弟子の独演会ということで控えていた菊六さんの真打昇進の報告から。菊六さんをもう一度呼んでお客さんへのご報告。こういう師匠、兄弟弟子という関係性を外野から見るのがうちの嫁の人は大好きで、ちらっと見るともう顔がゆるみっぱなしだったw

『三味線栗毛』は初めて。
なんというか、これと言って笑いどころのない噺だよね、これ。
ストンと綺麗に落ちるんだけど、話が綺麗に流れて綺麗に終わるという。
しかし、按摩さんも若侍も菊之丞師匠がやると上品でうっとりするねぇ…
続けて仲入り挟んで『愛宕山』。
いい噺ですよね、これ。コメディだ、コメディー。
一席目で出なかった女性がでてきて「あー、これだこれだ。やっぱり菊之丞師匠なら若旦那か女性が出なきゃー」と一人満足。

で、終わってみると今日のMVPはやっぱり菊六さんじゃなかったかなぁ。兄弟子の会で「独演会のタイトルにザが付くなんて菊之丞あにさん以外にいませんよ」から始まって、兄弟子の独演会で大暴れ菊六という印象。
by takiteso | 2011-09-18 23:48 | 落語
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